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交響曲「第九」の秘密 ~楽聖・ベートーヴェンが歌詞に隠した真実~

マンフレッド・クラメス

日本では年末の演奏が恒例となっている、楽聖・ベートーヴェンの交響曲『第九』。

2018年6月1日には日本での初演奏から100年という記念すべき日を迎え、また現在までの聴衆者は世界で10億人を超えるとも言われている。
しかし、合唱部『歓喜の歌』の歌詞の“本当の意味”を知る人は、世界中を見回しても少ない。

今日まで、『歓喜の歌』の歌詞はキリスト教的な意味での神を称えていると考えられてきたからである。

そこに異を唱えるのが、ドイツ人研究家の著者、マンフレッド・クラメス氏である。
ベートーヴェンが生きたヨーロッパ近世の時代背景を丹念に考証し、ドイツ語の歌詞を入念に調べ解釈すると、まったく違った意味合いが浮かびあがってくるのだ。
神秘のベールに包まれた、ベートーヴェンが伝えたかった“真実”とは果たして?
その真実は、それを知る人間に「無限の喜び」を与え、より深い充足感と心の安らぎを約束する。

定価 : 830 円+税  ¥913⑩
[ISBN] 978-4-8470-6594-1  [発売日] 2017-09-25 

マンフレッド・クラメス

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PROFILE
マンフレッド・クラメス(Manfred Krames)

1963年、ドイツ・トリーア生まれ。ホリスティックな視点から心身症を研究する専門家。日本に計12年間滞在し、東洋哲学、仏教とともに中国とインドの伝統医学を学ぶ。ドイツ心理カウンセラーの連盟協会会員(VFP)、国際医療ジャーナリスト協会会員。その一方で、長年にわたってベートーヴェンを研究し、『歓喜の歌』を解読。治療効果を発見し、ドイツでは2017年末、アメリカでは2018年6月に著書が発行される。ドイツ、アメリカ、イギリス、タイでの著書は14冊に上る。