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春は曙光、夏は短夜 -季節のうつろう言葉たち-

毎日新聞校閲グループ 岩佐義樹

曙光【しょこう】
夜明けの光。また、物事の前途に見え始めた明るい兆しの意味。
使用例:手詰まりとされた問題の解決に曙光が見え始めた。

短夜【みじかよ】
夏至のころの短い夜。
使用例:夏の短夜、小説を読みふけっているうちにあっという間に空が白み始めた。


日本には、まだあまり知られていない美しい言葉があります。
本書では、四季にちなんだ古き良き日本語を解説していきます。

手紙やメールに一言添えるように使いたい、風情あふれる言葉たちをご紹介します。
毎日新聞連載時、好評を博した「週刊漢字」に大幅加筆した一冊です。

定価 : 1,400 円+税  ¥1,540⑩
[ISBN] 978-4-8470-9681-5  [発売日] 2018-05-23 

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PROFILE
岩佐義樹(いわさ・よしき)

毎日新聞東京本社校閲担当部長。広島県呉市生まれ。早稲田大学第1文学部卒業後、1987年、毎日新聞社に校閲記者として入社。2008~17年に毎日新聞朝刊で「週刊漢字・読めますか?」を連載し、毎日新聞・校閲グループが運営するインターネットサイト「毎日ことば」でも漢字の読みを問うクイズを出題した。著書に『毎日新聞・校閲グループの ミスがなくなるすごい文章術』(ポプラ社)、共著に『校閲記者の目』(毎日新聞出版)など。