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華本さんちのご兄弟【完全版】

猫十字社

1980年代を舞台に、4人兄弟+猫による華本一家のそれぞれの恋を描いた連作。バブル前の豊かな世界を背景に、傷つきやすく、せつなく、ひりひりするような恋を鮮やかに描いた猫十字社の代表作の一つ。

今回、商業誌未発表の長編を発掘するなど、新たな視点で再構成し、『華本さん』シリーズをひとつの完結した作品世界として編集した。ひとつひとつが、かけがえのない完成度の高い恋物語であるとともに、失われてしまった時代と感覚が蘇る感動の作品集。


【著者紹介】1978年『天使の一日』(LALA)でデビュー。デビュー後、『小さなお茶会』(花とゆめ)の連載を始める。プリンとモップという動物を主人公にしたこの作品は、従来、少女の世界という枠に閉じこもりがちであったファンタジーの表現を大きく広げるとともに、「死」をもとりこんだ寓話も描ききり、以降、少女まんがファンタジー分野を一新させた。同時に連載を開始した『黒のもんもん組』(LALA)は独自の言語感覚によるギャグが炸裂し、多くのファンを魅了した。以後、『幻獣の國物語』などのSF作品、幻想的な設定の『夢売り』、ペットとの日々を描いた『猫つぐら島』(SPA!)など様々なジャンルに挑戦し熱狂的なファンを獲得している。

発行:ワニ・プラス
発売:ワニブックス

[ISBN] 978-4-8470-3713-9  [発売日] 2010-01-20 

ワニ・プラス