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習近平の敗北 紅い帝国・中国の危機

福島香織

◆最後に9のつく年は必乱の年。必ず乱や厄災が起きる。

1919年五四運動、1949年中華人民共和国建国、1959年チベット動乱、1969年中ソ国境紛争、1979年は中越戦争、1989年6月4日天安門事件、1999年は法輪功弾圧、2009年ウイグル騒乱、そして2019年……。

◆政変、動乱、分裂、台湾有事、食糧・エネルギー危機、バブル崩壊、米中衝突、人口問題…中国を襲う9の厄災

◎今世紀最悪ともいえるウイグル弾圧
◎節目をむかえるチベット       
◎宗教の中国化政策という異常
◎中国がしでかした4つの経済失策
◎シロアリにむしばまれた大木
◎豚でも皇帝になれる共産党体制
◎軍事クーデターの可能性も

■静かな全人代にみる〝習近平の敗北”
・民主化よりも毛沢東的手法を選んだ習近平
・米中対立の本質
・少子高齢化が中国をむしばむ
・ AI顔認識監視カメラによる支配は「1984」の世界
・各地で起こり始めた〝農民の反乱?
・鄧小平システムの破壊者
退役軍人デモ
・嫌われ習近平に漂う政変のにおい
・中国の本当のGDP成長率は1・67%、もしくはマイナス成長
・原発事故はいつか中国でおきる
・一帯一路戦略は成功するのか


■日本は中国とどう向き合うか!

この厄災の降りかかる大国・中国のすぐそばに存在する日本には、どのような覚悟や対策が必要でしょうか。日本がこの〝中国発〟の乱や厄災に巻き込まれないようにする方法はあるのでしょうか。あるいは乱や厄災を事前に防止したり、縮小したりすることはできるのでしょうか。
そもそも、日本人は中国がこうしたリスクに直面しているということを知っているのでしょうか。おそらく、日本人の中国に対する見立てにはかなり格差があると思います。中国は今後、ITやAIで米国をしのぐ市場で製造国となるので、日本にとって大きなビジネスチャンスと信じて疑わない人もいれば、中国は大嫌いなので、経済クラッシュが起きようが動乱が起きようが「ざまあみろ」としか思わない人もいると思います。というより一切関心がないという人が一番多いのではないでしょうか。
本書では、こうした中国に対する認識のギャップを埋めるために、その脅威も、リスクもできるだけ客観的な材料や中国人の書いた記事、論文を参考に紹介していきたいと思います。そして私たちは中国とどう向き合えば自分たちの国や企業や社会や身の安全を守ることができるのかを一緒に考えていただきたいのです。
 
(まえがきより)

定価 : 1,620 円(税込)
[ISBN] 978-4-8470-9815-4  [発売日] 2019-06-05 

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PROFILE
福島香織

(ジャーナリスト、中国ウォッチャー、文筆家)
1967年、奈良市生まれ。大阪大学文学部卒業後、1991年、産経新聞社に入社。上海復旦大学に業務留学後、香港支局長、中国総局(北京)駐在記者、政治部記者などを経て2009年に退社。以降はフリージャーナリストとして月刊誌、週刊誌に寄稿、ラジオ、テレビでのコメンテーターも務める。
主な著書に『潜入ルポ 中国の女』(文藝春秋)『中国複合汚染の正体』(扶桑社)『中国絶望工場の若者たち』(PHP研究所)『本当は日本が大好きな中国人』(朝日新書)『権力闘争がわかれば中国がわかる』(さくら舎)『孔子を捨てた国』(飛鳥新社)『赤い帝国・中国が滅びる日』(KKベストセラーズ)『「中国の悪夢」を習近平が準備する』(徳間書店)など多数。月刊誌『Hanada』WEBニュース『JBプレス』でも連載中。ウェブマガジン「福島香織の中国趣聞(チャイナ・ゴシップス)」毎週月曜発行(https://foomii.com/00146)。
Twitter: @kaori0516kaori