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台湾有事と日本の安全保障 - 日本と台湾は運命共同体だ -

渡部悦和 尾上定正 小野田治 矢野一樹 

米中の覇権争いが過熱し、韓国が中国陣営に飲み込まれそうな現在、台湾は日本にとって安全保障上の最重要地域である。日本の安全保障の枠組みは「日米韓」から「日米台」にシフトしつつあるのだ。中国共産党にとって「核心的利益」である台湾は、日本の安全保障上でも「核心的利益」なのだ。自衛隊の元陸将、元空将、元海将たちが中国の野望と台湾情勢、台湾防衛、さらには日本のとるべき道について緊急分析し解説する。

第一章 米中覇権争いと中国の安全保障戦略
米中貿易戦争と米中覇権争い/米中覇権争いに関する米国の見方/世界一の覇権国を目指す中国/中国の安全保障戦略
第二章 米国の安全保障戦略
国家安全保障戦略/国家防衛戦略/エア・シー・バトル構想/ランド研究所の「地対艦ミサイルによるチョークポイント防衛」/インド太平洋戦略/CSBAの新戦略「海洋プレッシャー戦略」
第三章 劇的に変化する朝鮮半島情勢
第四章 重要性を増す台湾
台湾の独立を巡る台湾と中国の攻防/米国にとっての台湾/日本にとっての台湾
第五章 シミュレーション:第四次台湾海峡危機
第三次台湾海峡危機の経緯と分析/米国の軍事介入を左右する条件/シミュレーション:第四次台湾海峡危機/シミュレーションの解説
第六章 日本の安全保障を考える
インド太平洋戦略/日本の戦略から欠落した台湾/台湾有事と日本の法制度上の問題/日本の国家安全保障戦略など戦略文書の問題点/日本の安全保障のあるべき姿


発行:ワニ・プラス
発売:ワニブックス

定価 : 1,000 円+税
[ISBN] 978-4-8470-6163-9  [発売日] 2020-02-08 

ワニ・プラス

information

PROFILE
渡部悦和(わたなべ よしかず)

元陸将。陸幕装備部長、第2師団長、東部方面総監を歴任し、2013年退官。元ハーバード大学上席特別研究員、現富士通システム統合研究所安全保障研究所長

尾上定正(おうえ さだまさ)
元空将。第2航空団司令、統幕防衛計画部長、北部航空方面隊司令官、補給本部長を歴任し、2017年退官。ハーバード大学上席特別研究員

小野田治(おのだ おさむ)
元空将。空幕人事教育部長、第7航空団司令、西部航空方面隊司令官、航空教育集団司令官を歴任し、2012年退官。元ハーバード大学上席特別研究員

矢野一樹(やの かずき)
元海将。大湊地方総監部幕僚長、海幕装備部長、潜水艦隊司令官を歴任し、2013年退官