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教師の悩み

諸富 祥彦

「教師を支える会」代表。
現場教師の‟作戦参謀“として
全国の学校の問題に取り組んできた著者が説く――
“今の教師が抱える悩み”への
最新知見と解決策。



・学級の荒れ
・先生同士の人間関係
・保護者と教師の関係
・終わらない残業や部活動
など

教師が置かれた環境がガラリと変わった今、
教師が、学校が、ピンチです。
教師という仕事が、格段に困難な仕事になりつつあります。

私が教師を支える必要性を感じているのは、
それだけ精神的に追い詰められている先生が多いからです。

「先生、大丈夫?」
「弱音を吐いてもいいですよ」
「ひとりで抱え込まないほうがいいですよ」

思わず、そう呼びかけずにはいられない小中高の学校の先生方とたくさんお会いしてきました。

本書は、長年「教師の悩み相談」を専門とするカウンセラーとして活動してきた私が、
多くの先生方が抱えている問題や悩みを紹介し、
同時にどう対処すればよいのか、具体的な策をお伝えしていきます。

「このまま教師を続けていてもよいのだろうか?」
「子どもや保護者とうまくやっていく自信がない」
「私のことをわかってくれる人はひとりもいない」
「もう教師を辞めるしかない」

そんなふうに、追い詰められている先生方にとってきっと役立つヒントがあるはずです。

また、本書は、

教師の方にとっては、
「元気が出て、やる気が出てくる本」
「悩みの解決策が見つかる本」。

教師志望者の方にとっては、
「ますます教師になりたくなる本」。

保護者の方、学校や教師に関心を寄せる方が読めば、
「教師を応援したくなる本」
「『教師のミカタ』になりたくなる本」。

 ──そんな本になるように構成しました。

【目次】
第1章 先生、つらくないですか?
・教師の心が疲れ切っている
・なぜ教師はうつ状態に陥りやすいのか
・心の「黄色信号」が点滅したら
・すぐキレる「問題教師」とうつ病の微妙な関係
・「子どもが嫌い」は、教師失格ですか?
・弱音を吐くこと、助けを求めることは、教師として必要な「能力」である
・ひとりひとりの教師が自分の力を発揮するには?
・ほかの先生に仕事を頼むコツ
・「教師脳」を解除する
ほか

第2章 今どきの子ども、理解できますか?
・欲しがらない子どもたち
・人を傷つけるのも、人から傷つけられるのもひどく恐れる
・「言うべきことを言う勇気」が子どもの心を軽くする
・「ほめる」「叱る」よりも「勇気づける」
・「心のふれあい重視型」か「ルール重視型」か
・クラスがざわつき始めたら、どうすればいい?
・保護者の反応が気になって子どもを叱れない
・かんしゃくを起こしたら止まらない子
・「少数派」の子どもの味方になれるのが、本物の教師
ほか

第3章 先生と先生、どう付き合う?
・教師間のいじめ
・職員室の中で起きているいじめ
・教師間の恋愛のトラブル
・若手とどう接していいかわからない
・校長とうまくいかない
・管理職に必要なこと
・「ゆるめ」と「引っ張り」で組織をつくる
・管理職へのタイプ別相談法
ほか

第4章 保護者は味方ですか?
・若手教師は「保護者は苦手」で当たり前
・保護者の信頼を勝ち取る4つの鉄則
・「困った保護者」にはどう対応する?
・これで万全! クレーム対応マニュアル
・子育てに自信のない親が増えている
・年上の保護者からの信頼を得る
・「賢い親」は、上手に学校と付き合う知恵を持っている
ほか

定価 : 850 円+税
[ISBN] 978-4-8470-6641-2  [発売日] 2020-06-09 

information

PROFILE
諸富祥彦(もろとみ よしひこ)

1963年福岡県生まれ。
筑波大学人間学類、同大学院博士課程修了。
千葉 大学教育学部助教授を経て、
現在、明治大学文学 部教授。教育学博士。
現場教師の作戦参謀、「教師 を支える会」代表。
臨床心理士、公認心理師、上 級教育カウンセラーなどの資格を持つ。
主な著書 に『教師の資質』(朝日新書)、
『教師の悩み解決術』 (教育開発研究所)、
『図とイラストですぐわかるカ ウンセリングテクニック 80 』
『教師の悩みとメンタ ルヘルス』(図書文化)など。