シリーズ累計50万部突破!
『54字の物語』の著者が贈る
5分で読める49話
『空白小説』は、書き出しと結びの文だけがはじめから決まっているショートショート集です。
その間の空白をどう埋めるかで、物語は予想できない方向へと展開し、書き出しと結びのもつ意味は大きく変わります。
あなたは「空白」の展開を予想できますか?
〇吾輩は猫である → 名前はまだない
〇犯人はこの中にいる → 私がやりました
〇昔々あるところにおじいさんとおばあさんがいました → いつまでも幸せに暮らしました
など
※本書は広い世代の方々にお読みいただけるよう、漢字にはルビを多めにふっております。
定価 : 1,150 円+税 ¥1,265⑩
[ISBN] 978-4-8470-7141-6 [発売日] 2022-04-22
PROFILE
≪著者≫
氏田雄介(うじた・ゆうすけ)
平成元年、愛知県生まれ。企画作家。株式会社考え中代表。著書に、1話54文字の超短編集『54字の物語』シリーズ(PHP研究所)、世界最短の怪談集『10文字ホラー』シリーズ(星海社)、当たり前のことを詩的な文体で綴った『あたりまえポエム』(講談社)、迷惑行為をキャラクター化した『カサうしろに振るやつ絶滅しろ!』(小学館)など。「ツッコミかるた」や「ブレストカード」など、ゲームの企画も手がける。
小狐裕介(こぎつね・ゆうすけ)
小説家。2017年「ショートショートの宝箱」(光文社)に『ふしぎな駄菓子屋』が掲載され作家としてデビュー。幼い頃から物語を作り続け、漫画制作・映画製作などを経て2010年頃からショートストーリーの執筆を開始。著作に「3分で"心が温まる"ショートストーリー」「3分で楽しい! "動物"ショートストーリー」(共に辰巳出版)などがある。ブログで毎日ショートストーリーを公開中。
水谷健吾(みずたに・けんご)
1990年、愛知県生まれ。作家、脚本家。原案を担当した漫画『食糧人類』(講談社)は260万部を突破。 現在はショートショート小説、チャットノベル、音声コンテンツ、舞台脚本を中心に活動。舞台『捏造タイムスリップ』が2019年佐藤佐吉優秀脚本賞、舞台『つじつま合わせのタイムパトローラー』が2020年劇団EXPO最優秀作品賞を受賞。
≪イラストレーター≫
小林ラン(こばやし・らん)
神奈川県横浜市生まれ。イラストレーター・アーティスト。やわらかなフォルムと鮮やかな色彩、時には不思議なニュアンスを用い、ワンダーな世界を描く。これまで仕事をした媒体は、書籍、雑誌、広告、ウェブサイト、動画のイラストレーション制作など。オリジナルの作品展示も定期的に行なっている。