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戦時下の箱根駅伝 - 「生と死」が染み込んだタスキの物語 -

早坂隆

戦争が激化するなか、一旦は中止に追い込まれた箱根駅伝だが、戦時下、一度だけ復活した大会があった。昭和18年のその第22回箱根駅伝は「幻の大会」とも称される。それはなぜか。箱根路を疾走したのはどんな学生たちだったのか。大会後まもなく学徒出陣した彼らにはどんな運命が待ち受けていたのか……、気鋭のノンフィクション作家が描く戦中の青春群像に、第100回大会を迎える今だからこそ向き合うべきかもしれない。
2016年9月に刊行された『昭和十八年の冬 最後の箱根駅伝』(中央公論新社)に加筆修正を加えて待望の新書化。


第1章 箱根駅伝の誕生と中止
第2章 戦時下の箱根駅伝~往路
第3章 戦時下の箱根駅伝~復路
第4章 大会復活~戦後の歩み


発行:ワニ・プラス 発売:ワニブックス

定価 : 1,100 円+税  ¥1,210⑩
[ISBN] 978-4-8470-6216-2  [発売日] 2023-12-12 

ワニ・プラス

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PROFILE
早坂隆(はやさか・たかし)

1973年、愛知県出身。ノンフィクション作家。『昭和十七年の夏 幻の甲子園』(文藝春秋)で第21回ミズノスポーツライター賞最優秀賞を受賞。著書に『指揮官の決断 満州とアッツの将軍 樋口季一郎』『永田鉄山 昭和陸軍「運命の男」』(ともに文春新書)、『大東亜戦争秘録』(育鵬社)などがある。顕彰史研究会顧問。