トップページ > 書籍一覧 > 帰化人問題 - 帰化18年、愛する日本のための提言 -
石平氏再出馬! 帰化制度の厳格化、大量移民阻止、対中外交の見直し、などの政策を掲げて国政に挑戦。
参院選出馬を一度は断念した石平氏が送る、
帰化して18年、愛する日本への提言政策。
中国のスパイ! 目つきが悪い、服装が悪い、なまりがひどい、……誹謗中傷の嵐の中、汚名を受けても、私が本当に伝えたかったこと
中国共産党との戦いと、知られざる古代帰化人の歴史……。
私の帰化体験、そして帰化人の持つべき心構え。
今こそ日本の大きなタブー、帰化人問題を考える!
■「在日中国人問題」にどう対処?
■移民大量受け入れの危険性!!
■日本維新の会は親中?
■中国共産党は中国国民の敵であり世界の敵
■突出して深刻化している在日中国人と中国系帰化人問題
■在日中国人の捨てるべき反日感情と中華思想
■中国の国防動員法と国家情報法の危険性
■古代史から見た帰化人の役割とあるべき姿
■「血縁集団」の論理を捨てて日本に溶け込む帰化人氏族
■神道に帰依して日本への精神的同化に努めた帰化人たち
■令和の帰化人・在日外国人事情、そして騒動と犯罪
(本文より)
お前はスパイだ!!
今年(令和7[2025]年)2月に、自公政権による「媚中(びちゅう)外交」の推進に多大な危機感を覚えた私は、日本の対中外交と対中戦略の立て直しに微力を尽くすべく、7月の参議院選挙に打って出る決意を固めました。そして、日本維新の会からの公認をいただきまして、2月11日、日本国の誕生日に合わせて、覚悟の出馬宣言を行いました。
出馬にあたっての私の政策理念と政策目標、そして国会で成し遂げようと考えている仕事などについては、本書で詳しく申し上げますが、一帰化人として日本のことを憂い、日本のために今こそ立たなければならないと、真摯に思っての出馬宣言でした。
そして出馬宣言を行ってからの2週間、実社会とSNSの世界の両方で、多くの方々からの賛意や激励をいただきました。一方で、私に対するネット攻撃の嵐が巻き起こりました。
私の出馬に対してさまざまな批判が起きてくることは、当初からある程度予想はしていましたし、いわゆるネット攻撃に対しても、多少の心の準備はしておりました。しかし実際に出馬宣言をしたところ、私に対する誹謗中傷の規模の大きさと内容の酷さは、自分自身の想像を遥かに超えるものでした。それは恐ろしいほどに、凄まじいものでした。
第一章 「石平の参議院選出馬」から見た「帰化人問題」
第二章 古代史からみた帰化人の役割とあるべき姿
第三章 帰化人・在日外国人問題にどう対処すべきか
第四章 対談 ペマ・ギャルポ×石平
日本への恩、我々ができること
第五章 対談 宮崎正弘×石平
日本に人権差別などない
定価 : 1,500 円+税 ¥1,650⑩
[ISBN] 978-4-8470-7569-8 [発売日] 2025-07-28
【PROFILE】
石平
1962年中国四川省成都市生まれ。1980年北京大学哲学部入学。 1983年頃毛沢東暴政の再来を防ぐためと、中国民主化運動に情熱を傾ける。同大学卒業後、 四川大学哲学部講師を経て、1988年留学のために来日。1989年天安門事件をきっかけに中国と 「精神的決別」。 1995年神戸大学大学院文化学研究科博士課程修了。民間研究機関に勤務。2002年 『なぜ中国人は日本人を憎むのか』を刊行して中国における反日感情の高まりについて先見的な警告を発して以来、日中問題・中国問題を中心に評論活動に入り、執筆、講演・テレビ出演などの言論活動を展開。 2007年末日本国籍に帰化。
2014年 『なぜ中国から離れると日本はうまくいくのか』 (PHP)で第23回山本七平賞を受賞。
著書に『石平の眼 日本の風景と美』『敵は祖国・中国』『習近平失墜!』(いずれもワック)、 『習近平独裁者の決断』『今ここにある日本の国難』(いずれもビジネス社)、『中国の脅威をつくった10人の政治家」(徳間書店)、 『「天安門」 三十年 中国はどうなる?』(扶桑社)、『なぜ論語は「善」なのに、儒教は 「悪」 なのか』『石平の裏読み三国志』(PHP研究所) など多数ある。