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奥付人~本作りに情熱を燃やすクリエーターたち~

File 063 長寿院・住職

職業:長寿院・住職

篠原鋭一

Eiichi Shinohara

長寿院・住職

あなたは、自殺志願者から相談を24時間いつもで受ける、寝ずの和尚の存在をご存知ですか?――
千葉県成田市にある長寿院の篠原鋭一住職は、1995年から自殺志願者の救済活動を開始。寺院を広く開放し、今まさに命を絶とうとしている人達からの電話相談を6000件以上も受けてきました。そんな時、篠原住職はとことん相談者の声に耳を傾け、温かいメッセージを投げかけ、死に向いた心を生に向けてきたのです。住職の言葉には人の心を揺さぶる重みと、数々の悲しい経験から得た「あなたを絶対に死なせたくないんだ」という強い気持ちが詰まっていて、担当編集の目からは取材中にも関わらず幾度となく涙がこぼれ落ちました。さらに住職のお話を聞いた帰りに長寿院の門をくぐると、肩がとてもラクになっていて、科学の力の及ばない不思議な力を強く感じました。
「人生は各駅停車でいいんだよ」
「生きてるだけでいいんだよ」
「本当は生きたいんだよな」
住職のそんな“命”のメッセージが詰まった著書『もしもし、生きてていいですか?』は老若男女問わず必読です。

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