お笑いをビジネスに応用できないか?
そんなことを思って、
知り合いの芸人高橋さんに
以下、一筆いただきました。
絵も高橋さんです。
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お笑い×ビジネス
「初対面の相手を和ませる」
初対面の場は誰でも緊張する。
程度の差こそあれ、空気は張り詰め、
お互いに壁がある状態のはずだ。
そこで思うのは「場を和ませたい」、ということ。
どうしたらいいか?
「~よりも」を使ってみるのはどうだろう?
お笑いにおいては、
自分の弱さは使い方によりプラスに作用する――ということがある。
それを応用して使ってみるのだ。
たとえば、
「今日はすごく緊張しています。初めて告白した時よりも!」
この狙いは、
緊張という自分のマイナス状態をあえて相手に晒すことだ。
そして過去に緊張した体験の中でも
プラスの体験を付けくわえることで、
その場(状況)に対する自分の期待感も伝えるという方法だ。
この時注意するべきは、
マイナスの体験は付け加えてはいけない、ということ。
「今日はすごく緊張しています。時限爆弾の赤白コードを切るときよりも!」
ウケ狙いでマイナスの体験を付け加えたものの、
場合によっては相手に
「そんな嫌な緊張をする場なのか?」
という誤解を与えてしまう可能性があるためだ。
ビジネスの場では、少しだけプラスな事を付け足せばOK。
その(相手を気づかう)姿勢や行動が場を和ませるのではないか?
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やるな高橋さん!
内田