手話居酒屋ふさお

吉岡富佐男

聴覚障害を持ちながら居酒屋を成功させたマスターの感動物語!

「耳が聴こえるとか、聴こえないとか関係ない。人間はみんな同じ世界に生きている」。これが東京・大久保で串揚げ居酒屋を営む店主・吉岡富佐男の信条だ。

「耳が聴こえないケンカの強いヤツ」と呼ばれた高校時代を経て自動車メーカーに就職。自主退職後に耳が聴こえないにもかかわらず接客業の居酒屋を始めた。店は評判を呼び人気を集めるが、軌道に乗りかけた頃に突然の事故が富佐男を襲う……。

強烈な人生の逆風の中で富佐男を支えたのは、周囲の優しさと愛だった。開店10周年を迎える手話居酒屋のマスターが語る波乱万丈、感動いっぱいの人生物語。

■著者プロフィール
吉岡 富佐男(よしおか・ふさお)
1954年 東京都生まれ。3歳で聴覚障害を患う。練馬の高等聾学校を卒業後、自動車メーカーに就職。塗装技術者として23年間勤務の後、リストラの波に煽られて自主退職。2000年10月、東京都新宿区大久保に「串揚げ居酒屋ふさお」をオープン。オーナーとして現在に至る。

定価 : 1,300 円+税
[ISBN] 978-4-8470-8004-3
[発売日] 2010-10-08 

吉岡富佐男 , エッセイ , 自己啓発

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