コミュニケーションの原点は「氣」にあり! ―心や身体、人間関係や組織の“滞り”を解消する―

藤平信一

心身統一合氣道会会長・藤平信一「氣」のシリーズ第4弾。西成活裕東大教授との対談と「氣の働き」を通じて“滞り”の解消法を解説!

世界24カ国で約3万人が学んでいる「心身統一合氣道会」の会長を務める著者・藤平信一と「渋滞学」を提唱した東大先端研教授・西成活裕先生との対談と「氣の働き」を通じて、日常生活、ビジネス、教育、家庭などさまざまな場面で生じる、心や身体、人間関係や組織の“滞り”の解消法をお伝えします。

わたしたちは天地(大自然)の一部の存在であり、そのつながりによって生きています。天地と一体であり、「氣」によってつながりを持っている自然な状態を「氣が通っている」といいます。個として孤立していて、そのつながりが弱くなっている状態を「氣が滞っている」といいます。氣が通っているとき、わたしたちは持っている力を発揮することができます。しかし氣が滞っていると、力を十分に発揮できないばかりか、心身の不調やディスコミュニケーションが生じやすくなります。氣の滞りを自覚し、解消することは非常に重要なのです。


第1章 対談① ものごとを深く理解する「相対化」
第2章 Ki コミュニケーション
第3章 対談② 氣の滞りと渋滞
第4章 生活のなかの氣の滞り


発行:ワニ・プラス
発売:ワニブックス

定価 : 900 円+税
[ISBN] 978-4-8471-6156-1
[発売日] 2019-10-09 

藤平信一 , ワニ・プラス

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PROFILE
藤平信一(とうへい・しんいち)

心身統一合氣道継承者。一般社団法人心身統一合氣道会会長。慶應義塾大学非常勤講師。
1973年東京都生まれ。東京工業大学生命理工学部卒業。父・藤平光一より心身統一合氣道を継承し、世界24カ国、約3万人の門下生に心身統一合氣道を指導、普及に務めている。米国・大リーグのロサンゼルス・ドジャースやサンディエゴ・パドレスの若手有望選手・コーチを指導するほか、経営者、リーダー、アスリート、アーティストなどを対象とした講習会、講演会、企業研修などもおこなう。著書に『心と身体のパフォーマンスを最大化する「氣」の力』『「氣」が人を育てる』『「氣」の道場』(いずれもワニブックス[PLUS]新書)、『一流の人が学ぶ 氣の力』(講談社)、王貞治、広岡達朗との共著に『動じない。』(幻冬舎)などがある 。

対談相手=西成活裕(にしなり・かつひろ)
東京大学先端科学技術研究センター教授
1967年東京都生まれ。東京大学大学院工学系研究科博士課程修了、博士(工学)の学位を取得。その後、山形大、龍谷大、ドイツのケルン大学理論物理学研究所を経て、現在は東京大学先端科学技術研究センター教授。日本国際ムダどり学会会長、ムジコロジー研究所所長などを併任。専門は数理物理学。さまざまな渋滞を分野横断的に研究する「渋滞学」を提唱し、著書『渋滞学』(新潮選書)は講談社科学出版賞などを受賞。2010年内閣府イノベーション国際共同研究座長、文部科学省「科学技術への顕著な貢献 2013」に選出、東京オリンピック組織委員会アドバイザーに就任。日経新聞「あすへの話題」連載、日本テレビ『世界一受けたい授業』に多数回出演するなど、多くのテレビ、ラジオ、新聞などのメディアでも活躍している。趣味はオペラを歌うこと、心身統一合氣道の稽古。

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