今も昔も戦争に
嘘は
つきもの
日本政治外交史を専門とする学習院大学元学長が、
満州事変~日本の敗戦にいたるまで――
<嘘をめぐる政治の歴史>をたどる。
流言飛語(デマ)、プロパガンダ、広報外交
新聞、雑誌、ラジオ、ポスター、ビラ、怪文書……
嘘をつく方が不正義とは限らない!
(本文より)
戦争をめぐる嘘は国家を崩壊に導きかねない。
実際のところ戦前昭和の日本は崩壊した。
戦争をめぐる嘘が及ぼす重大な影響は、時代が異なっても変わらない。
そうだとすれば、今日の軍事紛争・戦争を考える際に、
日本の戦争の嘘をめぐる歴史から重要な示唆を得ることができるだろう。
――本文より
(構成)
Ⅰ章 満州事変
Ⅱ章「非常時小康」
Ⅲ章 日中戦争
Ⅳ章 日米戦争
Ⅴ章 敗戦
定価 : 900 円+税
[ISBN] 978-4-8470-6670-2
[発売日] 2023-10-11
注目ワード: