呪術の世界史 - 神秘の古代から驚愕の現代 -

島崎晋

古代文明・日本・中国・西洋・アジア・近現代etc.呪術の歴史
怪異はいつも歴史を変える


●ロシアのプーチンが恐れるシベリアのシャーマン
●東欧で発見!相次ぐ心臓に杭を打たれた死体
●フランスの黒ミサ事件、ロシアの貧困魔女
●後醍醐天皇もはまった。性交時のエクスタシーが呪力に!
●ナチスが探した聖杯とアーク(聖櫃)の行方?
●アマゾンや東アジアでは呪術医療が健在


呪い・悪魔との契約・魔女・拷問・宗教弾圧・預言者・宗教弾圧
陰陽師・鬼神・修験道・降霊術・シャーマン・不老不死・
権力闘争・戦争・ナチス・バンパイア・怨霊


■序章  現在世界中で起きている呪術事件史
●秘薬の材料に最適? 命がいくつあっても足りないアルビノの憂鬱
●犠牲者の数は毎年100人以上。インド東部でやまない魔女狩り
●東欧で発見相次ぐ心臓に杭を打たれた死体
●高級軍人の生年月日は国家機密! 耳を疑いたくなるミャンマーの黒呪術
●「丑の刻参り」セットが今や手軽に入手可能

■第1章/古代文明の神秘の呪術史

●呪術は神々との交信に必要なツール
●オリエント神話に登場する悪神とその力
●魔女キルケの手料理を食べるとブタに
●預言者エリヤとバアル神官の術競べ
●古代ローマの内臓占い、鳥占い
●驚きのインド神話。修行を極めた人間は神を調伏できる!
●饕餮から四神へ。受け継がれる墓所の護り
●神の意思を知りたければ亀甲に問え!

コラム●『エクソシスト』(1973)に始まるオカルト映画ブーム

■第2章/中国・アジア驚愕の呪術史

●本当にあった! 不老不死を巡る狂騒曲
●前漢の最盛期を揺るがした巫蠱の乱
●懺悔して呪符を呑みさえすれば、どんな病気も治る!
●雨乞いの効験が決め手! 五胡十六国時代の仏教受け入れ
●則天武后が仕組んだ罠か? 藁人形を使って相手を呪う厭勝が発覚
●北宋王朝の滅亡を速めた喫菜事魔【きっさいじま】とは何者か?
●部外者の耳目を完全シャットダウンする「箕」の呪法(白蓮教)
●軽視してはならない。アジアにおけるシャーマンの役割
●清の盛世を震撼させた霊魂泥棒事件
●伝統建築に見える魔除け
●張禧嬪だけではない! 朝鮮王朝では呪詛事件が頻発
●ランプの精ジーニーは何者か?

コラム●1980年代という画期。『帝都物語』『孔雀王』『霊幻道士』

■第3章/ヨーロッパの知れられざる呪術史

●嬰児殺しに近親相姦の乱交。原初キリスト教に貼られたレッテル
●聖人の遺品には病気・怪我を治癒する奇跡の力が(聖遺物崇拝)
●悪魔と契約した者は火や水に入っても害を受けない
●マニュアル化された魔女の見分け方
●気候不順から不作、不妊、病気まで、すべては魔女の仕業?
●宗教改革者マルティン・ルターも悪魔の実在を信じていた!
●フランスの黒ミサ事件、ロシアの貧困魔女

コラム●ジャパニーズ・ホラーの幕開け(小説は1991年、映画は1998年)

■第4章/日本に呪術

●鬼神を使役。葛城山の役小角
●呪詛で人を殺せば極刑、未遂でも強制労働刑(大宝律令)
●陰陽師は平安貴族の生活に欠かせない存在だった!
●退治は無理。猛威を振るう怨霊は宥めるしかない
●後醍醐天皇もはまった。性交時のエクスタシーが呪力に!
●室町時代にデスノートが実在!
●天狗になりたくて、修験道にドはまりした権力者
●取り締まりの対象外だったお百度参りと水垢離

コラム●『ロード・オブ・ザ・リング』と『ハリー・ポッター』の実写化

■第5章/近現代

●希望の神を降臨させ、銃弾にも傷つかない不死身の身体に
●シャーロック・ホームズの生みの親をも虜にした降霊術
●ロシア皇帝夫妻から絶対的な信頼を勝ち得た怪僧
●ナチスは本当にアーク(聖櫃)や聖杯を探していたのか?
●奇跡がカギとなるバチカンによる聖人認定
●ロシアのプーチンが恐れるシベリアのシャーマン
●アマゾンや東アジアでは呪術医療が健在
 

定価 : 1,500 円+税
[ISBN] 978-4-8470-7456-1
[発売日] 2024-06-24 

information
【PROFILE】
島崎 晋 (しまざき すすむ)

1963年、東京生まれ。立教大学文学部史学科卒業。専攻は東洋史学。在学中、 中国山西省の山西大学に留学。卒業後、 旅行代理店勤務を経て、出版社で歴史雑誌の編集に携わる。 現在はフリーライターとして歴史・神話関連等の分野で活躍中。 最近の著書に『図解眠れなくなるほど面白い戦国武将の話』(日本文芸社)、『劉備玄徳の素顔』 (MdN 新書)、『どの 「哲学」と「宗教」が役に立つか』 (辰巳出版)、『鎌倉殿の呪術 鎌倉殿と呪術 - 怨霊と怪異の幕府成立史』(ワニブックス)などがある。

注目ワード: