舞台観劇でカンゲキ。
プラスアクト
(2010年12月24日 16:18) |
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メリークリスマス! 久しぶりの登場(池)です!
みなさんは「デス電所」という劇団をご存知ですか?
デス電所は、関西の1998年に旗揚げされた関西の演劇集団です。
先日、中野のテアトルBONBONで公演された彼らの公演
第21回公演「空洞メディアクリエイター」を観に行ってきました。
実は、デス電所の公演、(池)にとっての初観劇。
風が肌に染みるのを楽しみながら、ドキドキを胸に、中野の細い路地を歩いていきます。
開演の10分前に会場に到着すると、既にお客さんでいっぱい(当たり前ですね)。
席に座り、公演のチラシを見ながら開演を待つ(池)。そしていよいよ開演の時間が!
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前のめりになりながら、気持ちは「おぉ~~~!」という感じで、
約2時間ほどの公演が、あっという間に感じられました。
内容はと言うと、
想像以上に暴力的! グロテスク!
激しい音楽に合わせてのソング&ダンス! 映像に流れる文字までもが踊っているかのよう!
目を覆いたくなるようなストーリーや描写!
なのにクスリと笑ってしまうシーンもあって、ポップな印象も受けるのです。
ギャンブル狂の盲目女性が、賭けに使った「前歯折り機」は、マンガ『カイジ』を彷彿とさせたり、
男性の脳みそをスプーンですくうシーンは、映画『羊たちの沈黙』から着想を得たのかなと思ったり...。
非現実的な話なのに、ところどころ妙なリアル感を覚えずにはいられません。
物語終盤では、映像に3分間のカウントダウンが始まり、
見事に演者達が、ぴったり3分で1シーンを演じきっていて、
ラストには、不思議と爽快感を感じる終わり方。
竹内佑さんの脚本には頷かずにはいられないのでした。
そして、気になったのは劇中、随所に使われていた音楽!
座付き作曲家の和田俊輔さんが手がけるミュージックは、「デス電所」の名のごとく激しいデスメタル調のものから
オペラミュージック、ポップでキュートなものなど様々。
面白かったのは、和田さんがずっと舞台の上から上半身だけ出して生演奏されていたこと。
いつ袖に引っ込むのかな? と思いながらチラチラ気にしていたのですが、最後までその場でチキチキ演奏していました。
う~ん、次回の公演が楽しみです。
さてさて、そんなデス電所。
まるごと1冊演劇特集の「別冊プラスアクト vol.3」、"今、劇場で観たいエンゲキ"特集内に掲載しております!
演劇に興味がある方は、読んでみてはいかがでしょうか?
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ちゃっかり最後に宣伝をさせて頂きました(笑)。
それでは!
クリスマス・イヴにも更新をするプラスアクト編集部(池)でした!
(池)