プラスアクト

EDITOR'S DIARY
ラスト・ダイアリー
プラスアクト (2011年08月26日 16:00) | コメント( 0 ) | トラックバック(0)

(田)です。

只今編集部はプラスアクト11月号と複数の別冊でてんやわんや。
書いても書いてもやるべき原稿は減らず、夜も眼をこすって仕事してます。

プラスアクトの俳優さんインタビューは、6000字がデフォルトで
地の文とコメントで構成する別冊の記事は4500字くらいでしょうか。

読み物の4500字と6000字レベルのインタビュー原稿を
いくつも抱えると頭、パンクします。
パンクした挙げ句、眠くなります。

もちろんインタビュアーはライターさんに担当してもらいますが
低予算雑誌では我々部員も出来る限り記事を担当しております。

昨今の雑誌業界を見渡すとと、編集者がテキストを書くことは
全体的に減少傾向にあります。分業制が確立している訳ですね。

先程、低予算雑誌などと言ってしまいましたけど
プラスアクトは「書く編集者」のあり方に意識的で
みんなそれぞれ記事ページを抱えています。

書いているときは嫌だ嫌だと文句垂れながら作業してますが、
個人的に、編集者はバンバン記事を書いた方がいいと思います。
書く経験をしないとライターさんの苦労がわからないですしね。

後輩達がヒーヒー言いながら原稿を書いていますが、それは(田)も一緒。
文を書く作業は、この仕事を何年やっていても本当に難しい。
経験値だけでは上達しないんです。

文章を書くことはすなわち「伝達」なので、ひとりよがりな表現はもってのほか。
情報を確実に伝えるために、不要な言葉を削り、的確な語句を探す作業は
一朝一夕に成長できるような甘いものではありません。

「プラスアクトは書ける編集者の集団になってほしい」と、
かつて会社にいた上司がポツリと放った言葉が忘れられずにいます。

原稿の精度に関しては、絶対に手を抜くまいと心に誓い働いてきた
プラスアクト編集部を、来月で卒業いたします。

私がここにエディターズダイアリーを書くのは今回が最後です。
また違う場所で、原稿と格闘する日々を過ごすことになりました。

これからは一ファンとしてプラスアクトを応援したいと思います。
そんなことを言いつつも、まだまだ原稿が上がらない……。
ひと仕事もふた仕事も残っているので、
感傷に浸るのは当分先のことになりそうです(汗)。

(田)
2011年08月
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