世界の右翼 - 欧州保守政党でわかる国際情勢 -

内藤陽介

米国のベネズエラ大統領の拘束を日付までピッタリ当て!中東の専門家にして郵政学者、世界の紛争地域・政治情勢などを全て網羅していることで有名な内藤陽介による書下ろし!
世界の右翼政党や保守政権は危険な存在なのか?ドイツ、フランス、イタリア、オランダ、ハンガリー、ポーランド。…etcをわかりやすく解説!
欧州の情勢をみることで、よりアメリカやトランプの動きがみえてくる! ホルムズ海峡はどうなる?
右翼がわかれば世界がわかる!!
ヤバイ【極右】のから
正論【歴史の必然!?】まで勢ぞろい!?



〈フランス、極右からの脱却―ー国民連合〉
◇「極右」が大統領選の決選投票にまで進出
◇2代目を継いだ娘が進めた「脱悪魔化」戦略とは?

〈イタリアの政権与党――イタリアの同胞(FdI)〉
◇ネオ・ファシズムの〝炎〟を掲げる政権与党
◇なぜ得票率2%の弱小政党が第一党に成長できたのか
◇他国の「極右」政党にとっての成功モデルに

〈ハンガリー独裁的な保守――フィデス=ハンガリー市民同盟〉
  (Fidesz−MPSZ)
◇「移民は毒」と断じた反EU右派政権の老舗
◇「独裁的」でも国民がオルバーンを支持する理由
◇新たなカリスマの登場で「オルバーン帝国」崩壊の危機?

〈オランダのトランプ――自由党(PVV)〉
◇ 党員一名の極右政党を率いる「オランダのトランプ」
◇極右でも国政に新規参入しやすいオランダの選挙制度


第1章 ドイツで躍進中――AFD(ドイツのための選択肢)

20年ぶりの総選挙で与党が歴史的大敗
誕生のきっかけは欧州債務危機
経済界の大物も合流して「反ユーロ」政党へ
難民危機で「極右」化し創設メンバーが次々離党
AFDが東ドイツで支持された理由とは?
州議会で第一党に躍進
AFD排除の「防火壁」が〝裏目〟に?
AFDはどのような公約を掲げて躍進したのか?
実はみんな「意識高い系リベラル」にうんざりしていた
ドイツ史上初、情報機関の監視対象となった国政政党
AFD


第2章 フランス、極右からの脱却―ー国民連合

あの朝日新聞も「極右」扱いを避けた?
かつては「ガチの極右」だった
「極右」が大統領選の決選投票にまで進出
2代目を継いだ娘が進めた「脱悪魔化」戦略とは?
もはや「極右の排除」ではなく「民意の排除」
「世界の終わり」と「月末」の戦い
若きリーダーの活躍で若者層にも支持を拡大
国民連合はどのような公約を掲げて躍進した?
懸念材料はロシアとの関係性
国民連合(RN)

第3章 イタリアの政権与党――イタリアの同胞(FdI)

ネオ・ファシズムの〝炎〟を掲げる政権与党
〝メディア王〟による戦後最長政権に参加
メローニはいかにして頭角を現したのか
ベルルスコーニと袂を分かちFdI結成
なぜ得票率2%の弱小政党が第一党に成長できたのか
他国の「極右」政党にとっての成功モデルに
イタリアの同胞(FdI)


第4章 ハンガリー独裁的な保守――フィデス=ハンガリー市民同盟
  (Fidesz−MPSZ)
「移民は毒」と断じた反EU右派政権の老舗
若かりし頃は「反共の闘士」
「勝てる組織」を目指した路線変更
35歳でハンガリー史上最年少の首相に
再選を阻まれたオルバーンが学んだ〝教訓〟とは?
国民的トラウマとなった領土の喪失
「独裁的」でも国民がオルバーンを支持する理由
新たなカリスマの登場で「オルバーン帝国」崩壊の危機?
フィデス=ハンガリー市民同盟(Fidesz−MPSZ)


第5章 オランダのトランプ――自由党(PVV)
党員一名の極右政党を率いる「オランダのトランプ」
どのようにして第一党の座についたのか?
極右でも国政に新規参入しやすいオランダの選挙制度
ウィルダースはなぜ「一人政党」の道を選んだのか?
ムスリムが憎いのではなくイスラム教が憎い
同じ「反移民」でも右派によって理屈が違う
短命に終わったウィルダース政権
自由党(PVV)

第6章 ポーランド――PiS(法と正義)
西欧の右派と東欧の右派の違いとは?
社会政策重視で支持を広げる
EU資金の凍結を招いた「司法改革」
国際的に批判されたメディア政策
ウクライナ難民を積極的に受け入れた理由
「ウクライナ支援疲れ」は◯◯が原因
政権交代後も残る強い影響力
法と正義(PiS)

定価 : 1,700 円+税
[ISBN] 978-4-8470-7662-6
[発売日] 2026-05-27 

内藤陽介

information
【PROFILE】
内藤 陽介(ないとうようすけ)

1967年東京都生まれ。東京大学文学部卒業。郵便学者。日本文芸家協会会員。
切手等の郵便資料から国家や地域のあり方を読み解く「郵便学」 を提唱し、研究著作活動を続けている。
主な著書に 『なぜイスラムはアメリカを憎むのか』 (ダイヤモンド社)、『中東の誕生』(竹内書店新社)、『外国切手に描かれた日本』(光文社新書)、『切手と戦争』(新潮新書)、『反米の世界史』(講談社現代新書)、『事情のある国の切手ほど面白い』(メディアファクトリー新書)、『マリ近現代史』(彩流社)、『日本人に忘れられたガダルカナル島の近現代史』(扶桑社)、『みんな大好き陰謀論』『誰もが知りたいQアノンの正体 みんな大好き陰謀論II』 『本当は恐ろしい!こわい切手 心霊から血塗られた歴史まで』 (いずれも、ビジネス社)、『日韓基本条約(シリーズ韓国現代史1953-1965)』『朝鮮戦争』『リオデジャネイロ歴史紀行』『パレスチナ現代史』『チェ・ゲバラとキューバ革命』『改訂増補版 アウシュヴィッツの手紙』『アフガニスタン現代史』 『馬の文化史』(いずれも、えにし書房)『世界はいつでも不安定 - 国際ニュースの正しい読み方』『今日も世界は迷走中 - 国際問題のまともな読み方』(いずれも、ワニブックス) などがある。
文化放送「おはよう寺ちゃん 活動中」コメンテーターのほか、インターネット放送「チャンネルくらら」のレギュラー番組「内藤陽介の世界を読む」など配信中。また、2022年より、オンライン・サロン「内藤総研」を開設、原則毎日配信のメルマガ、動画配信など、精力的に活動中。

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