苦境脱出のために必要なのは精神論ではなくリアルな ”技術” である
ともに東京地検特捜部に逮捕され、有罪判決を受けた外交官と衆議院議員。長期間の検察の取り調べに毅然として臨み、佐藤氏はその後、作家として大活躍。石川氏は議員辞職し最高裁へ上告中である。
順風満帆だった二人の目の前に突然現れた、とてつもない逆境。今まさにその真っただ中にいる石川氏が、その逆境を乗り越えてきた佐藤氏に生き残るために何が必要なのかを問いかける。今、苦境に陥っている人へのリアルなアドバイスが満載。
弱肉強食が進む現代、いつ訪れるわからない逆境に備えるための貴重な一冊が誕生した。これはまさに、サバイバル人生論である。
プロローグby石川知裕
●第一部 逆境を生きる――陥ってしまったら
うつ病とのつきあい方/組織や上司とは戦うな/そ落ち着いて考えよ/
プライドにしがみつくと破滅する/人こそは宝なり/譲ってはならないことを見極める
●特別編 逮捕されるということ
取調官は同胞?/逮捕されて見えてくること/説明はダメ、嘘もダメ/
〝世間知らず〟な検察官/罪が重いほうが公民権回復が早い?
●第二部 平時――逆境に備え、やっておくべきこと
あらかじめ考えておきたいこと/やはりお金は軽視できない/国家は遠い存在ではない/
いまだからこそマルクスが役に立つ/何を学んでおくか?/やはり持つべきものは〝友達〟
●エピローグby佐藤 優
定価 : 830 円+税
[ISBN] 978-4-8470-6072-4
[発売日] 2014-06-09
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