アメリカの医学者、ウィリアム・オスラー先生の「人は血管とともに老いる」という言葉をご存知でしょうか? つまり根本的な老化とは「血管が衰えること」を意味しています。血管が衰えると、細胞や臓器に栄養分や酸素が届きにくくなり、血管が狭くなったり(狭窄)、閉塞が起こったりするリスクが高くなる――健康を脅かす「動脈硬化」が始まってしまうのです。しかし、反対に言えば「血管が若々しく保たれていれば、いつまでも健やかに過ごせる」ということであり、本書では循環器内科学の名医が、血管の仕組みをわかりやすく解説しつつ、その“しなかやさ”と“みずみずしさ”を保つ、具体的な健康生活習慣を提案します。
(健康生活習慣の一例)
・かんたん「インターバル歩行」で腸腰筋を鍛える
・食後のウォーキングで効率よく血糖値・血圧を下げる
・1週間21食のうち、5回は魚を食べる
・コーヒーと緑茶で血管を守り糖尿病を防ぐ
・「なんでも腹八分」習慣で健康長寿をかなえる!
定価 : 1,100 円+税
[ISBN] 978-4-8470-9332-6
[発売日] 2015-03-19
島田健永 , 健康 , 頼りになるお医者さんシリーズ
注目ワード: