クソ女の美学

ミン・ソヨン 著 岡崎暢子 訳

韓国で反響を呼んだ衝撃作、待望の日本語版!
『82年生まれ、キム・ジヨン』で話題となったフェミニズムを、漫画とエッセイで読み解く。


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何をやっても非難されるくらいなら、
いっそやりたいようにやって悪口言われた方がマシだと。
自分のために選択できる女がクソ女であるのなら、
むしろクソ女になってやろうじゃないかと。

今、自分のために欲張ることを選んだ
すべての女性たちにエールを贈ります。
クソ女どもよ! ファイト!

――エピローグより

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女の子のおもちゃがピンク色だけじゃない世界。
まるで犯罪行為みたいに、生理用品をコソコソ取り出さなくてもいい世界。
地下鉄で若い女の子にだけいちゃもんをつけるジジイに遭遇しない世界。
女性という理由だけで、たやすく犯行の標的にされない世界。
共働きなのに女性だけが家事を強いられたり、おろそかにしているなどと非難されたりしない世界。
女と男が同等の待遇を受ける世界。

私たちはただ、公平であることを願っているだけなのに。


一人の女性が“クソ女”と呼ばれる覚悟で綴った
女性たちが求める“ごく当たり前”の願いを詰め込んだ一冊。

定価 : 1,400 円+税
[ISBN] 978-4-8470-9909-0
[発売日] 2020-04-23 

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PROFILE
著者 ミン・ソヨン

漫画家・作家。両親の仕事の関係で、中国と韓国を行き来しながら10代を過ごす。高校卒業後、スイスでホテル経営を学んだのちイギリスのホテルでバーテンダーとして働く。通算 17 年間の海外生活を終えて韓国に帰国後、ウェブ漫画のプロデューサーとして働きながら、自身もウェブ小説を書き始める。気ままに生きているようで意外と心配性、強情そうに見えて繊細。世間に対し、どうか、ありのままの多感な人間としてそっとしておいてと願うが、その道のりは険しいようだ。大きな野望と、数えきれないほどの欲望の持ち主。好きな言葉は“文明人になりましょう”。

訳者 岡崎暢子(おかざき・のぶこ)
韓日翻訳家・編集者。1973年生まれ。女子美術大学芸術学部デザイン科卒業。在学中より韓国語に興味を持ち、高麗大学などで学ぶ。帰国後、韓国人留学生向けフリーペーパーや韓国語学習誌、韓流ムック、翻訳書籍などの編集を手掛けながら翻訳に携わる。訳書に『あやうく一生懸命生きるところだった』(ダイヤモンド社)、『Paint it Rock マンガで読むロックの歴史』、翻訳協力に『大韓ロック探訪記(海を渡って、ギターを仕事にした男)』(ともにDU BOOKS)など。

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