がん治療の「免疫革命」 - がんと水素と「悪玉キラーT細胞」 -

赤木純児

「水素ガス吸入」と免疫治療薬オブジーボ、ハイパーサーミアによる温熱療法、そして低用量の抗がん剤を組み合わせた治療によって、数多くのステージ4のがん患者を救ってきた著者。熊本県にあるそのクリニックには全国から、標準治療ではもはや治療法がないと宣告された、いわゆる「ガン難民」と呼ばれる患者さんたちが多数訪れています。
そして、ステージ4の患者さんのうち、なんと7割の人が、部分寛解、完全寛解して日常生活に復帰しています。そのカギとなっているのは、水素吸入による「悪玉化キラーT細胞」の「善玉化」(働くなったキラーT細胞が、再びガン細胞を攻撃するようになる)だということがわかってきたのです。
数多くの症例とともに、「水素ガス免疫療法」がキラーT細胞に及ぼす影響を解説し、ガンを克服するための「処方箋」を明らかにする1冊です。

発行:ワニ・プラス
発売:ワニブックス

定価 : 900 円+税
[ISBN] 978-4-8470-6180-6
[発売日] 2021-03-15 

ワニ・プラス

注目ワード: