「たくましく生きよ」そして「共に生きる」 - 東日本大震災とコロナ禍の中で、 学校教育の可能性に挑んだ、ある校長の物語 -

佐藤淳一

「教師はどこまで生徒に寄り添えるのか」
著者は、初めて校長を務めた石巻市立雄勝中学校で、2011年3月、東日本大震災そして、津波にみまわれる。地域は壊滅し、学校も廃墟と化す。彼は「多くを失った生徒たちを笑顔にしたい」その一心で奔走する。生徒たちの、廃タイヤにビニールテープを巻いた「復興輪太鼓」による演奏は、東京駅公演、さらにはドイツ公演にまでつながっていく。その後、2019年4月、仙台市で18年ぶりの新設校となる錦ケ丘中学校初代校長として着任。コロナ禍の中、より豊かな学びを求めて新たな学校創りに挑んだ。
とてつもない逆境で、ひたすら子どもたちのために、学校教育の可能性に挑んだ校長の物語である。


発行:ワニ・プラス
発売:ワニブックス

定価 : 1,500 円+税
[ISBN] 978-4-8470-7132-4
[発売日] 2021-12-21 

ワニ・プラス , 佐藤淳一

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