悪のススメ - 国際政治、普遍の論理 -

宮崎正弘

「日本の常識は世界の非常識」
「善隣友好」「全方位外交」をさようなら
国際社会で嫌われる勇気!


世界を動かすのは仁でも信でも徳でもなく
軍事力と情報力だ
アメリカはなぜこれほど落ちぶれたのか
野心家(習近平とプーチン)が狙う次の覇権
『孫子』の謀略をすすめる中国の罠

お人好し国家・日本!お願いだから目を覚ませ!


米国で現代版の南北戦争がホントに始まった
アメリカはなぜこれほど落ちぶれたのか
台湾統一を上策、中策、下策のシミュレーションで考える
「世界一住みやすい日本」を移民侵略しようぜ
中国ほど悪質な国はない、新しい陰謀のかたち
日本の仮想敵は中露ばかりか、アメリカだって潜在的な敵
世界中で怪しくて妖しい出来事



プロローグ 中国ほど悪質な国はない
 AI時代の新しい陰謀のかたち=「サイバー真珠湾」、「デジタル911」の脅威
 しかし「内部の敵」がもっと深刻なのだ

第一章 アメリカはなぜこれほど落ちぶれたのか
 建国二百五十年を迎えるが。。。。
 米国の港湾ターミナルのクレーンは大半が中国製。スパイ機材が取り付けられていた
 中国の若者の将来ヴィジョンは変わった
 TIKTOK禁止をめぐる攻防の舞台裏 情報と宣伝を握れ

第二章 中国もロシアもワルだが、米国も相当な悪党である
 モスクワのコンサートホール奇襲テロの背後にウクライナ?
 中国ハッカー部隊のすべてを米国は把握している
 トランプ再選をあの手この手で妨害する悪い奴ら
 モスクワの次の標的は米国か
 なにしろ宣伝下手が日本の弱点

第三章 欧米は第三次世界大戦をやらかすのか? 疲れを待つのが中国
 軍事戦略を知り抜き『孫子』の研究を極めた日本人は吉田松陰だった
 台湾統一を上策、中策、下策のシミュレーションで考えてみる
 『孫子』の謀略をすすめる中国の罠
 
第四章 日本人の大きな大きな勘ちがい 世界を動かすのは仁でも信でも徳でもなく軍事力と情報力だ
 日本の仮想敵は中国、ロシアばかりか、アメリカだって潜在的な敵である
 ナワリヌイ死亡を米国は暗殺と断定し、ウクライナは「血栓」と確認した
 「暗殺大国」=ロシアだが、中国と比較すれば、やや「民主的」である
 プーチンにブレーンはいない
 ロシアの最新鋭武装ヘリコプターごとの亡命者はスペインで射殺されていた。
 「ポスト・プーチン」は「民主化」する?
 ゼレンスキー(ユダヤ人)のカソリックへの改宗は東方正教会への「裏切り」
 “ハンガリーのトランプ”かく語りき
  アラブとイスラエル
  「おんな戦争屋」は「ヌーランドのクッキー」
  
第五章 米国を筆頭に西側諸国の中国への壮大な誤解と過大評価
  『風と共に中国を去りぬ』
  中国経済は「ゾンビ・エコノミー」
  GDPの三割水増しは中国の常識、それでも世界二位だが
  「世界一住みやすい日本」を移民侵略しようぜ
  アメリカが中国を甘やかしたのだ
  「パンダハガー」の大物キッシンジャー神話が消えた
  
第六章 世界中で怪しくて妖しい出来事
  軍事政権のミャンマーで本当は何が起きているのか?
  麻薬王
  中国人マフィアが跳梁跋扈していた
  アルメニアを棄てたロシア
  あの強欲・中国から毟るつわもの
  中国、ブータン国境に三つのムラを建設、スリランカから南太平洋まで触手
  インド外交の快挙。カタールから死刑判決のインド海軍退役軍人8人を奪還
  イタリアも中国に「さようなら」
  

 第七章 野心家(習近平とプーチン)が狙う次の覇権
  プーチン大統領はアメリカを本当に動かしているのは誰かを把握している
  ソ連が崩壊したのになぜNATOは存続し、拡大しているのか?
  中国とロシアがハッカーの元凶である
  ワルも落ちた債務の罠
  EVの黄昏、スマホ市場の激変
  

 エピローグ 米国で現代版の南北戦争がホントに始まった
  ささくれ立ち、いがみ合いから、まもなく暴力による決着となる
  南部諸州がバイデン政権の移民政策に叛旗ーーシン南北戦争が始まった
  スマホもTIKTOKもこどもたちのメンタルヘルスに悪影響があると訴訟沙汰に
  
  

定価 : 1,500 円+税
[ISBN] 978-4-8470-7457-8
[発売日] 2024-06-24 

電子書籍

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【PROFILE】
宮崎正弘

1946年生まれ。石川県出身。早稲田大学中退。「日本学生新聞」編集長、雑誌「浪曼」企画室長を経て、貿易会社を経営。1983年、『もうひとつの資源戦争』(講談社)で論壇へ。30年以上に亘る緻密な取材で、日本を代表する中国ウォッチャーであり、海外からも注目されている。『中国分裂 七つの理由』(阪急コミュニケーションズ)、『人民元がドルを駆逐する』(ベストセラーズ)、『中国財閥の正体』(扶桑社)、『本当は中国で何が起きているのか』(徳間書店)、『二度天皇になった女性 孝謙・称徳女帝の光と影』(ワック)、『2025年トランプ劇場2.0!世界は大激変』(ビジネス社)、『ステルスドラゴンの正体』(ワニブックス)など著書多数。数冊は中国語にも訳された。また作家として『拉致』『謀略投機』(共に徳間書店)などの国際ミステリーも執筆。た作家として『拉致』『謀略投機』(共に徳間書店)などの国際ミステリーも執筆。

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