老化は「治る」 - 健康寿命を延ばす実践的アンチエイジング論 -

武本重毅

2020年に出版されたベストセラー、デビッド・A・シンクレア(ハーバード大学教授)著『ライフスパン 老いなき世界』(東洋経済新報社)をきっかけに、老いは病気であり、治療・予防できるという考え方が広がっている。
熊本で聚楽内科クリニックを営む著者も、「老化を治療」するというスタンスで、「アンチエイジング三本の矢」(NMN-ニコチンアミド モノヌクレオチドのサプリメント、水素吸入療法、5 ―ALAサプリメント)を使った治療を行い、着実な成果を収めている。本書では老化のメカニズムを解説し、老化の進行を食い止める、あるいは若返るための日常的に簡単にトライできる方法を示している。健康に関心の高い60代以上の高齢者層には必読の一冊である。


発売:ワニブックス 発行:ワニ・プラス

定価 : 1,000 円+税
[ISBN] 978-4-8470-6221-6
[発売日] 2024-10-09 

ワニ・プラス

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PROFILE
武本重毅(たけもと しげき)

聚楽内科クリニック院長。1960年生まれ。熊本大学医学部卒業し、熊本大学第二内科に入局。熊本大学大学院医学研究科(脳・免疫統合科学系独立専攻免疫病態学講座)博士課程修了後、1996年から1999年まで、アメリカの国立衛生研究所の国立癌研究所にて客員研究員としてウイルス発がん・腫瘍免疫を学ぶ。帰国後、高知大学医学部附属病院第三内科学内講師、2005年より国立病院機構熊本医療センター統括診療部血液内科医長等を歴任し、2011年熊本大学大学院医学教育部臨床国際協力学分野客員准教授に。2017年4月より現職。新型コロナウイルスパンデミックを機に、「老化を治し、若返っていく」治療に取り組み、アンチエイジングの考えを毎日の治療に取り入れた「アンチエイジング3本の矢」を実施している。

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