2013年1月28日にデビューした次世代ガールズユニット『X21』。リレー連載第2回は、泉川実穂、末永真唯、籠谷さくらの座談会をお届けする。この日は、番組収録の合間を縫っての取材。本番で天真爛漫な姿を見せていた3人は、インタビューでも元気いっぱいの様子だった。
文/池上愛
――では、はじめに自己紹介からお願いします!
末永「じゃあ私から行きます! 末永真唯です。特技は4歳から10年続けているクラシックバレエと部活でやっているハードルです」
――部活動をやられてるんですね。
末永「はい。陸上部に所属しています」
籠谷「真唯、足速いもんね!」
――じゃあ次は籠谷さんお願いします。
籠谷「籠谷さくらです。特技は4歳から習っている空手です。黒帯で、大会では何回も優勝してます!」
――凄いね!
籠谷「優勝出来なかった時でも、入賞は必ずしています」
――華奢な体つきなのに凄いですね。
末永「筋肉は私のほうがあると思うんだけどなぁ」
籠谷「型とか組手が得意なんです」
末永「たまに寸止めのパンチをされたことがあるんですけど、ちょっと怖いです(笑)」
――(笑)。では、泉川さんお願いします。
泉川「泉川実穂です。特技は書道とバレーボールです」
末永「実穂は本当に字が上手なんです」
籠谷「うんうん! すっごい綺麗!」
泉川「ありがとう(笑)。字を書くことが大好きです」
――メンバー同士で手紙とか書きあったりしますか?
泉川「してるよね?」
籠谷「私がもらったお手紙は、学校の先生みたいに上手な字でした」
泉川「そんなに褒められると恥ずかしいな(笑)」
末永「文字って性格が出るよね。さくらの字は大きくて勢いがあるから、性格のまんまって感じ(笑)」
――お手紙はいつも書いてるの?
泉川「手紙をみんなで回したりしています。最近は私物の中に勝手に入れられることが多くて。最近、鏡の中にいつの間にか手紙が挟まっていたことがありました」
末永「そうそう! でもその手紙を入れたの、2週間前も前だったんだよね(笑)」
籠谷「実穂、全然気づかないんだもん(笑)。“みんないつの間に入れたの?”って言われたけど、2週間前のヤツだったからびっくりしました。てっきりもう見つけてると思ってたから」
――鏡はその2週間ずっと使わなかったんだ(笑)。
泉川「はい(笑)」
籠谷「実穂は天然なんです。この前私と一緒に、真唯の私物に手紙を入れようとしたら、実穂がニヤニヤしちゃって気付かれちゃいました(笑)」
――『GO!オスカル!X21』の収録はもう慣れましたか?
籠谷「最初は緊張でいっぱいで、ずっとドキドキしていました。楽屋でも、みんな急にシーンとなったりして」
末永「でもセットに入ったら、セットが物凄くかわいかったのでみんなでキャーキャーはしゃいじゃったよね(笑)」
泉川「ひとりひとりの席に置いてあるマカロンのクッションも凄くかわいいので、とってもテンションが上がるんです!」
――テレビではあまり意識してませんでしたけど、実際にセットを見たら、お菓子の国みたいで凄くかわいかったです
泉川「細かいところまで、かわいいんですよ~」
――セットのほかに、凄いと思ったことはありますか?
末永「カメラにはびっくりしました。大きなクレーンカメラがグーンって動いて、私達を撮ってるのは凄く驚きました」
籠谷「わかるわかる! あんなにカメラって大きいんだ~ってびっくりした」
末永「あとは撮る順番がバラバラなのにもびっくりしました。番組のはじまりから終わりまで、順番通りに撮ってるものだとばかり思っていたから」
泉川「最初のころは、全部が驚きで社会見学しているような気分だったかもしれないです…(笑)」
――(笑)。番組では、色んなところにロケに行ってますよね。
末永「私はさくらと一緒のロケで、それぞれの大好物の日本一を食べようという企画でした」
籠谷「初めてのロケだったけど、凄く面白かったよね」
末永「大爆笑だった(笑)」
――何を食べたの?
末永「私は、1個650円のチョコレートケーキです」
籠谷「あれは凄く美味しそうだったな~」
末永「凄く美味しかったよ。もう1回食べに行きたいんですけど、お店の道順を忘れちゃいました」
末永「ロケバスで回ったから、なかなか道が覚えられないよね」
――他に大変だったことはありましたか?
泉川「私はパスタを食べたんですけど、フォークでクルクル巻くのが凄く大変でした」
籠谷「そば食べてるみたいだったね(笑)」
泉川「その姿が放送されちゃったので、本当に恥ずかしかったです」
――綺麗に食べなきゃいけないって考えると、なかなか出来なくなっちゃうんですよね(笑)。
泉川「今までそういう風に意識して食べたことないから、カメラが回ってると凄く難しいなって思いました」
――今日の収録でも、ロケに行ったメンバー全員がカメラにお尻を向けちゃってましたね。
泉川「みんな素ですよね(笑)」
末永「ずっと気を抜かずにやらないと、いつ撮られてるかわからないから気をつけないと」
籠谷「オンエアを見てると、たまに“私、どこ見てるんだ?”みたいなことがあるな」
――毎週オンエアはチェックしていますか?
3人「しています」末永「ワイプを見て、自分がどんな表情してるのかチェックしたりしています」
泉川「自分がどういう風に映ってるのかは凄く気になりますね」
籠谷「たまに姿勢が悪くなっちゃったりしているから、気を付けないと(笑)」
――X21のレッスンはどんなことをやっているんですか?
泉川「歌とダンスの練習をしています」
末永「ずっと習っていたクラシックバレエはピシッと体を伸ばす動きが多いんですけど、ダンスは崩す動作が多いから、ちょっと難しいんです」
籠谷「でも、真唯ってダンス憶えるの早いよね」
末永「ほんと?」
籠谷「しかも体も柔らかい」
末永「さくらは空手をやってるから柔らかそうなイメージがあるけど……実際はそうでもないよね?」
籠谷「え~ちょっと待って~(笑)。普通です! 今は床に手が着くようになりました!」
――歌とダンスだったら、どちらが楽しい?
籠谷「う~~~~~ん…どっちも楽しいから順番はつけられないなぁ。ふたりはどう?」
泉川「歌とダンスが楽しいっていうよりも、21人で練習するってことが楽しいのかも」
籠谷「確かに! みんなと協力してやるっていうのが楽しいよね。ダンスのフォーメーションが揃った時は凄く嬉しい」
末永「歌もパートに分かれてやったりしてるもんね。まだ上手くないけど凄く楽しいです!」
――番組でやってみたいことはありますか?
3人「(手を上げながら)はいはいはいはいはい!!!」――ひとりずつお願いします(笑)。じゃあ泉川さん。
泉川「私は運動会が一番やりたいです。みんなで協力して色んな競技がやってみたい」
籠谷「運動会は、みんなやりたい! って前から言ってるよね」
泉川「真唯の走りの見せ所だよ」
末永「楽しそう!」
泉川「さくらは何をやりたい?」
籠谷「私は肝試しがやりたい!」
末永&泉川「え~!?」
泉川「怖いの大好きだね~」
籠谷「遊園地のお化け屋敷はひとりで行けるよ」
泉川「でも、怖いマンガを読んでる時はめちゃめちゃ静かだよね(笑)」
籠谷「それは真剣に読んでるから! みんなで心霊スポットに1泊するとかはどう?」
末永「絶対やだー! よし、さくらをひとりで行かせよう!」
籠谷「ひとりは嫌だよ(笑)。まいは何したい?」
泉川「私はみんなで楽器を弾いてみたいです。小学生の時、ユーフォニアムっていう、チューバよりも一回りくらい小さい管楽器を習っていました。あとトランペットも吹けます」
末永「X21は楽器を弾けるメンバーが多いから、演奏会やってみたいね」
――では、個人でやってみたいことはありますか?
籠谷「私は空手を活かして、戦隊ものに出てみたいです。アクションで敵と戦ってみたいな」
泉川「さくらっぽいね! 凄く似合ってる気がする。私はどんな役でも演じられる女優さんになりたいです」
――憧れの女優さんはいますか?
泉川「井上真央さんと剛力彩芽さんです」
末永「『花より男子』大好きだもんね」
泉川「うん大好き! 女優以外では、リポーターもやってみたいです。美味しいものや観光スポット、世界の国々を紹介したり、有名人にインタビューもしてみたいな」
末永「いいね~」
籠谷「似合いそう!」
――末永さんは?
末永「私はバレエをやっていたので、映画の『ブラックスワン』みたいに、バレエを活かせるような作品に出てみたいです。あと雑誌『Seventeen』でモデルもやっているので、東京ガールズコレクションにも出てみたいと思っています」
――モデルのお仕事はどうですか?
末永「ポージングの勉強をしているんですけど、凄く難しいです。まだ緊張してしまうし、洋服によって表情もたくさん変えなきゃいけないので、まだまだ勉強中。でも色んな服を着たり、メイクをしてもらったりするのでとても楽しいです」
――じゃあ最後にX21と番組の魅力を教えて下さい!
末永「個性が強い!」
籠谷「21人がとにかく元気なのがグループの魅力だと思います」
泉川「番組は、うしろシティさんと剛力さんのトークも面白いです。みんな少しずつ番組になれてきたので、メンバーの素の部分も見れるかなと思います」
籠谷「あと21人がみんな仲良しなので、その元気な姿で視聴者の方が疲れを癒してもらえたら嬉しいです」
第3回 特別編:七夕撮影会
第2回 泉川実穂×末永真唯×籠谷さくら
第1回 吉本実憂