『シグナル~月曜日のルカ~』完成披露試写会! 映画初出演・初主演・初演技の三根梓、共演の西島隆弘、高良健吾らが登壇
プラスアクト
(2012年03月16日 21:30) |

映画『シグナル~月曜日のルカ~』(6月9日公開)の完成披露試写会が、3月15日に行なわれた。上演前の舞台挨拶には、デビュー作にして初主演に抜擢された三根梓、共演の西島隆弘(AAA)、高良健吾、白石隼也、谷口正晃監督が登壇した。
原作は、関口尚の小説『シグナル』。夏休みを利用して地元の古い映画館でアルバイトをすることになった大学生・宮瀬恵介(西島隆弘)は、ある事件がきっかけでその映画館から出られなくなり、3年間1歩も外出していない杉本ルカ(三根梓)と出会う。次第に惹かれていくが、ルカの過去を知る謎の男・ウルシダレイジ(高良健吾)が現れ、謎は深まるばかりだった…。
当然ながら三根にとって舞台挨拶は初めての経験。「ここに来るまでに大変なことや楽しいことも色々とありましたが、こうやってたくさんの方々に観て頂けることが凄く嬉しいです」と緊張しながらも笑顔で挨拶。「右も左もわからない私に、監督をはじめスタッフのみなさん、共演者の方々が一つひとつ丁寧に教えて下さり、支えて頂いたお陰で最後まで演じきることが出来ました」と撮影を振り返った。
そんな三根を西島は温かい目で見守り、「三根さんがここに立っていることが本当に嬉しくて。撮影が始まった時は大丈夫なのかな? と心配もしたけど、完成した作品を観たら、凄くかわいらしく初々しく映っていたので、自分のお芝居よりもそっちにニヤニヤしてしまいました」と感想を語る。
また高良は「三根さんが演じた意味が確実に映っている作品です。撮影中はお互い好きなマンガの話をしたり、同じ九州出身なので九州の話をしたりしました」と同じ事務所の先輩として三根を気にかけ、力強くサポートをしていた様子が窺えた。
恵介の弟役の白石は「恵介と同じくらいの兄貴がいるので、兄弟の距離感は兄貴をイメージしました。西島さんも撮影中に気さくに話しかけて下さり、そんな関係性も作品に出ていると思います」
谷口監督は「嬉しく感無量です。心を開いて向き合って作った作品。本当に彼女、彼らが心からいい芝居をしてくれています。出てくるキャラクターは、器用に生きられないけど、計算とかではないものを大事にしている人達の話。人の肌のぬくもりみたいなものを感じて頂きたいです」と語った。
最後に三根の女優としての第一歩を祝い、西島と高良から花束のサプライズプレゼントが! 満面の笑みを浮かべながら「今まで私を支えて下さったたくさんの方々への感謝の気持ちでいっぱいです。観終わった後に心が温まる素敵な作品になっているので、楽しんで頂けたら嬉しいです」と締めくくった。
『シグナル~月曜日のルカ~』
監督/谷口正晃
出演/三根梓 西島隆弘(AAA) 白石隼也 おかやまはじめ 宮田早苗 梅沢昌代 緑友利恵 趣里 高良健吾 井上順 宇津井健
6月9日(土)よりロードショー