TEAM NACS 第15回公演『悪童』の東京公演がいよいよスタート!
プラスアクト
(2015年08月31日 14:30) |
俳優の森崎博之、安田顕、戸次重幸、大泉洋、音尾琢真による演劇ユニット・TEAM NACSが、第15回公演『悪童』の東京公演初日出演前に会見を行なった。
TEAM NACSにとって3年ぶり第15回目の公演となった舞台『悪童』。すでに、全国6万枚のチケットが完売しており、“日本一チケットの取れない演劇ユニット”と言われる彼らの人気が窺える。
これまでの公演では必ずメンバーの誰かが演出を手がけてきたが、本公演は初めて外部脚本・演出という形式をとり、脚本を古沢良太(映画『ALWAYS 三丁目の夕日』、ドラマ『リーガル・ハイ』『デート~恋とはどんなものかしら~』)、演出を俳優・脚本家・演出家としても活躍するマギーが担当した。
外部の脚本・演出にした理由について記者から聞かれると、
「全国で公演をやらせて頂くようになってから、一流の脚本家と一流の演出家に5人を演出して欲しいという思いがありました」と大泉が以前から構想があったことを明かした。
そうした新たな試みにメンバーは、「5人の誰かが演出をすると、なかなか的確なことが言えなかったりすることもあると思うんですけど、凄くやりやすくて良かったです」(音尾)、「観て下さったお客様の感想を拝読したのですが、とても喜んで下さっていて。東京でもたくさんの方に観て頂けることに大変感謝しています」(安田)と手応えを感じている様子。
しかし、今までの公演で主に脚本・演出を担当していたリーダーの森崎は、
「いつもよりも稽古が円滑に進み、本番までの流れや雰囲気も良く、評判も上々。非常に複雑です(笑)!」
と、正直な感想をぶつけた。
普段は個々の活動が多いTEAM NACS。
5人の仲について聞かれると、戸次が「今は仲良く見せている」と話しメンバーは大笑い。
しかし大泉が、「歳をとってお互い大学生みたいなノリではではなくなってきました。でも、5人で集まると中学生レベルの会話で笑っています。『親友は?』と聞かれたら彼らの名前は挙げないけど、1年で1番笑わせられるのはこいつらですかね」
と語り、仲の良さを超えたチーム力を感じさせた。
そんな中、今回の公演日程のスケジュールは多忙な大泉に合わせたのでは? と記者から話を振られると
「リーダーの農作物の収穫に合わせてです。それが1番優先されます」と大泉が答え、
北海道を拠点に活躍するリーダーの森崎は、
「北海道はこれから収穫期にはいるので、公演は9月6日できっぱり終わらせます」と話し、
収穫予定の野菜について真面目に語り出し記者陣を笑わせた。
会見の最後に森崎が、
「今後も5人で舞台に立っていこう、という思いは変わりません。おじいちゃんになるまで続けていきたいと思っています。来年20周年を迎えるにあたっても、この東京公演が終わったら皆で考えたいと思っています」
と語り、5人の更なる活躍に期待が高まる締めくくりとなった。
(作品情報)
TEAM NACS第15回公演『悪童』
脚本:古沢良太 演出:マギー
出演:TEAM NACS(森崎博之 安田顕 戸次重幸 大泉洋 音尾琢真)
9月6日まで東京・EX THEATER ROPPONGI上演中。
◆当日券問い合わせ:オフィスキューお問い合わせダイヤル
011-219-0939(平日10:00~17:00時間外自動音声対応)
http://www.teamnacs.com/
◆9月6日(日)14:00公演・千秋楽ライブ・ビューイング決定!
8月29日(土)12:00より一般発売開始
ローソンチケット
http://liveviewing.jp/nacs-akudo/